
こんにちは、福岡市早良区西新の歯医者、西新THREE歯科・矯正歯科です。
歯磨き中や鏡を見たときに、「歯茎に白いできものがある」と気づいて不安になったことはありませんか?
「痛くないから様子を見ても大丈夫?」
「口内炎なのかな?」
「歯医者を受診したほうがいい?」
このように悩まれる方は少なくありません。
歯茎にできる白いできものには、自然に改善するものもあれば、歯の根の感染や歯周病などが原因となっているものもあります。見た目が似ていても原因はさまざまで、必要な対応も異なります。
大切なのは、「病名を当てること」ではなく、「受診が必要な状態かどうか」を見極めることです。
この記事では、歯茎に白いできものを見つけたときに確認したいポイントや、歯科医院を受診する目安、考えられる原因について分かりやすく解説します。
まず確認したい4つのこと
歯茎に白いできものを見つけたら確認したい5つのポイント
痛くなくても、こんな症状がある場合は歯科医院へ相談しましょう
受診するか迷ったときの目安
歯茎の白いできものに考えられる主な原因
歯茎の白いできものは歯科医院でどのように検査する?
歯茎の白いできものの治療方法
よくある質問
まとめ
まず確認したい4つのこと

歯茎に白いできものを見つけても、すぐに重大な病気とは限りません。まずは次の4つを確認してみましょう。
✅ 潰したり触ったりしない
✅ 写真を撮って大きさや色を記録する
✅ 痛み・膿・出血があるか確認する
✅ 2週間以上続く、繰り返す、悪化する場合は歯科医院へ相談する
白いできものは、経過観察で問題ない場合もあれば、歯の根の感染など治療が必要な病気が隠れている場合もあります。
焦って自己判断するのではなく、まず状態を確認することが大切です。
歯茎に白いできものを見つけたら、まず確認したい5つのポイント
① 痛みがありますか?
食事でしみる、触ると痛い場合は口内炎や炎症などが考えられます。
一方で、歯の根の感染によってできるフィステル(サイナストラクト)は、膿が排出されることで痛みが目立たないこともあります。
「痛くないから大丈夫」とは限りません。
② いつからありますか?
数日で改善しているのか、それとも2週間以上変化がないのかは大切な判断材料です。
一般的な口内炎は改善することが多い一方、長期間変化がない場合は他の原因も考える必要があります。
③ 大きさや色は変わっていますか?
少しずつ大きくなっている、赤みが強くなっている、何度も腫れたり小さくなったりを繰り返している場合は、一度歯科医院で確認することをおすすめします。
④ 膿や出血はありますか?
押すと膿が出たり、自然に出血したりする場合は、歯の根や歯周組織の感染が関係している可能性があります。
無理に潰したり針で刺したりせず、そのままの状態で受診しましょう。
⑤ 同じ場所に繰り返しできていませんか?
一度小さくなっても、同じ場所に何度もできる場合は、原因が残っている可能性があります。
症状を繰り返す場合は、一度詳しい検査を受けることをおすすめします。
痛くなくても、こんな症状がある場合は歯科医院へ相談しましょう

次のような症状がある場合は、早めに歯科医院で原因を確認することをおすすめします。
- ・2週間以上変化がない
- ・同じ場所に何度もできる
- ・膿が出る
- ・徐々に大きくなっている
- ・顔まで腫れてきた
- ・発熱を伴う
- ・飲み込みにくい
- ・口が開けにくい
なお、「2週間」は一般的な口内炎が改善する目安の一つです。
一方で、強い痛みや急激な腫れ、発熱などがある場合は、2週間を待たずに早めの受診をご検討ください。
受診するか迷ったときの目安
次の流れを参考にしてください。

迷ったときは、自己判断で長期間様子を見るよりも、一度歯科医院で相談することで安心につながります。
歯茎の白いできものに考えられる主な原因
歯茎の白いできものには、フィステル(サイナストラクト)、口内炎、骨隆起、歯肉増殖など、さまざまな原因があります。見た目だけでは区別が難しく、原因によって治療方法も異なるため、自己判断せず原因を確認することが大切です。
歯茎にできる白いできものは、見た目が似ていても原因はさまざまです。
「白いから口内炎だろう」と自己判断してしまうと、本来治療が必要な病気を見逃してしまうことがあります。
大切なのは、病名を当てることではなく、どのような特徴があり、受診が必要かどうかを判断することです。
主な原因の比較
| 考えられる原因 | 特徴 | 痛み | 受診の目安 |
|---|---|---|---|
| フィステル (サイナストラクト) |
白いニキビのような膨らみ。膿が出ることがある | 少ないことが多い | 繰り返す・膿が出る場合は受診をおすすめします |
| 口内炎 | 白い膜ができ、周囲が赤い | 痛いことが多い | 2週間以上改善しない場合は相談をおすすめします |
| 骨隆起 | とても硬く、長期間ほとんど変化しない | ほとんどない | 日常生活に支障がある場合は相談しましょう |
| 歯肉増殖 | 歯茎全体が厚く盛り上がる | 少ないことが多い | 原因を確認するため受診をおすすめします |
フィステル(サイナストラクト)
フィステルは、歯の根の先にたまった膿が歯茎へ排出される出口です。
虫歯が進行して神経に感染した場合や、以前に治療した歯の根で再び感染が起きた場合などにみられます。
「腫れが引いたから治った」と思っていても、膿が排出されて一時的に症状が落ち着いているだけの場合があります。
そのため、繰り返しできる場合は、原因となっている歯の治療が必要になることがあります。
口内炎
口内炎は比較的よくみられる症状で、次のような特徴があります。
- 食事でしみる
- 触ると痛い
- 白い膜の周囲が赤い
多くは自然に改善しますが、改善しない場合や繰り返す場合は、口内炎以外の原因が隠れていないか確認することが大切です。
骨隆起
骨隆起は骨が盛り上がった状態で、病気ではなく体質によることが多いとされています。
基本的には経過観察で問題ありませんが、次のような場合には治療を検討することがあります。
- 入れ歯が当たる
- 食事の邪魔になる
- 傷つきやすい
歯肉増殖
歯肉増殖は、歯茎が厚く盛り上がる状態です。
歯周病による慢性的な炎症や、一部のお薬の影響などが原因となることがあります。
原因によって治療方法が異なるため、まずは原因を確認することが大切です。
歯茎の白いできものは歯科医院でどのように検査する?
見た目だけでは原因を判断できないため、歯科医院では症状に応じて必要な検査を行います。
まずは、次のような内容を確認します。
- ・いつ頃からあるのか
- ・痛みはあるか
- ・繰り返しているか
- ・過去に治療した歯か
その後、お口の中を診察し、必要に応じてレントゲンや歯科用CTで歯の根や骨の状態を詳しく調べます。
検査によって原因が分かることで、
- ・経過観察でよいのか
- ・治療が必要なのか
- ・どのような治療方法が考えられるのか
を判断できます。
歯茎の白いできものの治療方法
歯茎に白いできものがあるからといって、すべて同じ治療になるわけではありません。
例えば、次のように原因によって対応は異なります。
- ・フィステルであれば、原因となる歯の根の治療
- ・口内炎であれば、経過観察や生活習慣の見直し
- ・骨隆起であれば、経過観察
- ・歯肉増殖であれば、原因に応じた治療
「白いできものを治す」のではなく、「原因となっている病気を治療する」ことが重要です。
こんな勘違いにご注意ください
歯茎の白いできものについて、次のような誤解をされる方も少なくありません。
❌ 痛くないから放置して大丈夫
❌ 白いできものは全部口内炎
❌ 潰せば治る
❌ 市販薬だけで様子を見ればよい
見た目だけで原因を判断することは難しいため、不安な症状が続く場合は歯科医院で確認することをおすすめします。
よくある質問
Q. 痛くないので様子を見ても大丈夫ですか?
痛みがなくても、歯の根の感染などが原因になっていることがあります。自己判断ではなく、一度原因を確認することをおすすめします。
Q. 白いできものを潰してもいいですか?
おすすめできません。炎症や感染が悪化する可能性があります。
Q. 口内炎との違いは何ですか?
口内炎は痛みを伴うことが多く、比較的短期間で改善する傾向があります。一方、フィステルは痛みが少なく、繰り返すことがあります。
Q. 子どもにもできますか?
はい。口内炎や歯ぐきの炎症などでみられることがあります。症状が続く場合は歯科医院へご相談ください。
Q. 妊娠中でも受診できますか?
受診可能です。妊娠中はホルモンバランスの変化で歯茎に炎症が起こりやすくなるため、気になる症状があれば早めの相談をおすすめします。
Q. 歯ブラシで潰れてしまいました。大丈夫ですか?
一時的に小さくなっても原因が残っている場合があります。繰り返すようであれば受診をご検討ください。
Q. 市販薬で治りますか?
一時的に症状が落ち着くことはありますが、原因によっては改善しないことがあります。
Q. 何科を受診すればよいですか?
まずは歯科医院でご相談ください。必要に応じて適切な診療科をご案内します。
まとめ|気になる白いできものは、まず原因を確認しましょう
歯茎に白いできものがあると、「痛くないから様子を見よう」と考えてしまうこともあるかもしれません。
しかし、原因によっては早めの対応が歯を残すことにつながる場合があります。一方で、検査の結果、経過観察で問題ないケースも少なくありません。
大切なのは、自己判断ではなく、原因を確認したうえで適切な対応を選ぶことです。
西新THREE歯科・矯正歯科では、丁寧なカウンセリングと必要な検査を行い、お口の状態や考えられる原因、治療の選択肢を分かりやすくご説明しています。
「まずは原因を知りたい」
「治療が必要か相談したい」
という方も、お気軽にご相談ください。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、症状の診断を行うものではありません。実際の原因や治療方法は、お口の状態を確認したうえで判断します。
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お口のことでお悩みがある方はぜひお気軽にご相談ください。診療の関係上、ご予約が必要となりますので、希望日時をお知らせください。
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